(PHP 4, PHP 5)
odbc_execute — プリペアドステートメントを実行する
odbc_prepare() で準備された命令を実行します。
odbc_prepare() で取得した結果 ID リソース。
プリペアドステートメントの中のプレースホルダが、 parameter_array 内のパラメータで順に置き換えられます。 この関数をコールした際に、配列の要素は文字列に変換されます。
parameter_array の中でシングルクォートで括られたデータがある場合、 それはファイル名と解釈されます。そのファイルの内容が、 該当するプレースホルダのデータとしてデータベースサーバに送信されます。
シングルクォートで括られたデータを純粋に文字列として使用したい場合は、 空白などの別の文字を前後に付加する必要があります。 それにより、パラメータがファイル名とみなされることがなくなります (もしこのオプションが不要なら、別の仕組み、たとえば odbc_exec() で直接クエリを実行するなどを使用する必要があります)。
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
例1 odbc_execute() および odbc_prepare() の例
次のコードは、myproc の 3 つのパラメータがすべて IN パラメータである場合にのみ $success が TRUE となります。
<?php
$a = 1;
$b = 2;
$c = 3;
$stmt = odbc_prepare($conn, 'CALL myproc(?,?,?)');
$success = odbc_execute($stmt, array($a, $b, $c));
?>
INOUT や OUT パラメータを用いるストアドプロシージャをコールしたい場合は、 各データベース専用の拡張モジュール (たとえば MS SQL Server なら mssql、 Oracle なら oci8) を使うようにしましょう。
バージョン | 説明 |
---|---|
4.2.0 | parameters_array でのファイルの読み込み機能が セーフモード や open-basedir の制限に対応するようになりました。 |
4.1.1 | リモートファイル が parameters_array でサポートされなくなりました。 |