(PHP >= 5.3.0, PECL phar >= 1.2.1)
Phar::setAlias — Phar アーカイブのエイリアスを設定する
注意: このメソッドは、php.ini の phar.readonly が 0 でないと Phar オブジェクトで動作しません。それ以外の場合は PharException がスローされます。
Phar アーカイブのエイリアスを設定し、そのアーカイブのエイリアスとして書き込みます。 エイリアスは phar アーカイブで内部的に使用するもので、 phar ストリームラッパーがアーカイブ内のファイルにアクセスする際に そのアーカイブのファイルシステム上での場所を気にせずにすむようになります。 それ以外の方法としては、Phar が内部的に include() を横取りすることを利用したり Phar::interceptFileFuncs() を使って相対パスを利用したりといったものがあります。
このアーカイブを指すときに使用する短い文字列。 phar ストリームラッパーがアクセスする際にこれを使用します。
書き込みアクセスが無効となっている場合に UnexpectedValueException をスローします。 また、そのエイリアスが既に使用済みである場合や 変更をディスクに書き込むときにエラーが発生した場合は PharException をスローします。
例1 Phar::setAlias() の例
<?php
try {
$phar = new Phar('myphar.phar');
$phar->setAlias('myp.phar');
} catch (Exception $e) {
// エラー処理
}
?>