(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5)
ini_get_all — すべての設定オプションを得る
すべての登録済み設定オプションを返します。
オプションで指定する拡張モジュール名。指定した場合は、 その拡張モジュールに関するオプションのみを返します。
詳細な設定を取得するか、あるいは各設定の現在の値のみを取得するか。 デフォルトは TRUE (詳細情報を取得する) です。
ディレクティブ名をキーとする連想配列を返します。
details が TRUE (デフォルト) の場合、 配列の値は、 global_value (php.iniで設定されている)、 local_value (おそらくini_set()または .htaccessでセットされている)、access (アクセスレベル) を含む配列となります。
details が FALSE の場合、 配列の値はそのオプションの現在の値となります。
アクセスレベルの意味についてはマニュアルを参照ください。
注意: ひとつのディレクティブに複数のアクセスレベルを設定することができます。 access がビットマスク値となっているのはそのためです。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.3.0 | details が追加されました。 |
例1 ini_get_all() の例
<?php
print_r(ini_get_all("pcre"));
print_r(ini_get_all());
?>
上の例の出力は、たとえば 以下のようになります。
Array ( [pcre.backtrack_limit] => Array ( [global_value] => 100000 [local_value] => 100000 [access] => 7 ) [pcre.recursion_limit] => Array ( [global_value] => 100000 [local_value] => 100000 [access] => 7 ) ) Array ( [allow_call_time_pass_reference] => Array ( [global_value] => 0 [local_value] => 0 [access] => 6 ) [allow_url_fopen] => Array ( [global_value] => 1 [local_value] => 1 [access] => 4 ) ... )
例2 details を無効にする例
<?php
print_r(ini_get_all("pcre", false)); // PHP 5.3.0 で追加されました
print_r(ini_get_all(null, false)); // PHP 5.3.0 で追加されました
?>
上の例の出力は、たとえば 以下のようになります。
Array ( [pcre.backtrack_limit] => 100000 [pcre.recursion_limit] => 100000 ) Array ( [allow_call_time_pass_reference] => 0 [allow_url_fopen] => 1 ... )